【はじめてのFP学習】リスク管理ってどんなことを学ぶの?

きりちゃん

FPの第2分野はリスク管理っていうけど、、、
難しそうっていうより、“危険を回避しろ!”ってことなのかな…?ってちょっと思っちゃった💦

かし先生

うんうん、そのイメージで合ってるよ。

病気や事故みたいに、思いがけずお金が必要になる場面ってあるよね。
そういうリスクに備えるのが、この分野のポイントなんだ。

第1分野で学んだ社会保険に加えて、第2分野では民間の保険を見ていくよ。
この2つをあわせて理解することで、無理のない備えができるようになるんだ。

それじゃあ、どんな内容を学ぶのか見ていこっか。

第2分野は民間保険について学ぶ分野

第2分野では、民間の保険について学んでいきます。

日々の暮らしの中では、思いがけない出来事が起こることがあります。
たとえば、一家の大黒柱が亡くなってしまったり、大きな病気にかかってしまったり、、、

そうした出来事が起きると、働き手の収入がなくなってしまったり、多額の医療費が必要になったりと、家計に大きな負担がかかることがあります。

こうしたリスクに対しては、まず貯金や社会保険で備えることが基本です。
しかし、それだけではカバーしきれない場面もあるため、その不足する部分を補う手段として民間の保険が活用されます。

第1分野で学んだ社会保険と、第2分野で学ぶ民間保険。
この2つをバランスよく理解することで、いざというときにも安心して生活を守る備えができるようになります。

きりちゃん

一家の働き手が亡くなってしまったり、交通事故を起こしてしまったり、、、
長く入院することになって、収入が止まるのに医療費はどんどんかかっていくなんてこともあるんだよね💦

こうやって考えると、生きているだけでいろんなリスクがあるんだなぁ、、、
やっぱり、ちゃんと学んで備えておかないとだね…!

かし先生

うん、その気づきはとても大切だよ。

備えについて“知っているだけ”だと、いざというときには間に合わないこともあるからね。
万が一のときに慌てないためにも、必要な保険であらかじめ備えておくことが大事なんだよ。

学ぶこと① 保険の基礎知識について

第2分野では、民間の保険を正しく理解し、必要な備えを考えるための基礎知識を学んでいきます。
保険は「なんとなく加入するもの」ではなく、仕組みやルールを理解したうえで選ぶことがとても大切です。

というのも、内容をよく理解しないまま加入してしまうと、
「いざというときに思ったようにお金が受け取れない」
「必要のない保障にお金を払い続けてしまう」
といったミスマッチが起こる可能性があるからです。

そうした失敗を防ぐために、まずは次のような基本を押さえていきます。

  • 保険の原則と法則
    保険料はどのような考え方にもとづいて決められているのかを学びます。
    大数の法則や収支相等の原則といった仕組みを理解することで、「なぜこの保険料になるのか」が見えてきます。
  • 契約者の保護
    保険は長期間にわたる契約になることも多く、内容も複雑です。
    そのため、契約者が不利にならないように、クーリングオフ制度や保険契約者保護機構など、さまざまな保護の仕組みが用意されています。
  • 保険の法律
    保険制度を安心して利用するために、保険法や保険業法といった法律が整備されています。
    これらの基本を理解することで、保険会社と契約者の関係やルールを正しく捉えられるようになります。

これらの基礎を押さえることで、保険を「なんとなく入るもの」から「自分に必要な分だけ選ぶもの」として判断できるようになります。

きりちゃん

押し売りみたいに無理やり契約させられたり、もし保険会社が倒産したりしても、ちゃんと守ってくれる仕組みがあるんだね~。

こういうのを知らないままだと、気づかないうちに損をしてしまうこともありそうだし、、、
その仕組みの内容や、法律でどう守られているのかも、きちんと学んでおかないとだね…!

かし先生

うん、その通りだよ。

保険は長く付き合うものだからこそ、仕組みだけじゃなくて、それを支えている法律や契約者を守るルールまで理解しておくことが大切なんだ。
第2分野では、そうした点も含めて、安心して保険を使うための土台をしっかり学んでいくよ。

まどくん

保険の原則である『大数の法則』や『収支相等の原則』を理解すると、掛け捨ての保険料がなぜ割安なのか、貯蓄性のある保険との違いも見えてくる。

保険を選ぶうえで重要な考え方になるから、このあたりの知識はしっかり押さえておこう

学ぶこと② 保険の種類について

保険は、備えるリスクの種類によって大きく3つの分野に分けられます。
それぞれカバーする内容が異なるため、「どんな場面で役立つのか」を意識しながら整理しておくことが大切です。

同じ“保険”でも役割はまったく違うため、この分類を理解しておくことで、自分に必要な備えが見えやすくなります。


  • 第1分野:生命保険
    万が一、亡くなってしまったときに、遺された家族の生活を支えるための保険です。 働き手がいなくなることで収入が途絶えてしまうと、生活費や教育費、住宅ローンなど、さまざまなお金の問題が発生します。
    そうした将来にわたる家計の不安をカバーする役割を持っています。

  • 第2分野:損害保険
    事故や災害によって生じた“モノや責任の損害”を補うための保険です。 たとえば、自動車事故による修理費や賠償責任、火災による住宅の損害など、突発的に発生する大きな出費に備えます。
    日常生活の中で起こりうるトラブルから、経済的なダメージを軽減する役割があります。

  • 第3分野:健康リスクに備える保険
    病気やケガによる入院・手術など、身体に関するリスクに備える保険です。 医療保険やがん保険などがこれにあたり、治療費や入院費といった支出の増加に対応します。
    第1分野や第2分野ではカバーしきれない“健康に関するリスク”を補う位置づけになります。

このように、それぞれの保険は「守る対象」が異なります。

・生命保険 → 人の生活
・損害保険 → モノや責任
・第3分野 → 健康

と整理しておくと、全体像がつかみやすくなります。

これらを理解しておくことで、「どのリスクに、どの保険で備えるのか」を具体的に考えられるようになります。

きりちゃん

保険っていうと生命保険のイメージが強かったけど、、、
損害保険についてもちゃんと学ぶんだね。

火事で家が燃えちゃったり、交通事故で賠償が必要になったりすると、すごく大きなお金がかかりそうだし、、、
こういうリスクにも備えておく必要があるんだね…!

かし先生

損害保険は、“モノの損害”や“他人への賠償”に備えるための保険なんだ。
特に賠償責任は金額が大きくなりやすいから、しっかり備えておくことが重要になるよ。

まどくん

第3分野では、医療保険や介護保険などを扱うね。

ただ、公的な社会保険でカバーされる範囲も広いから、民間の保険を検討する際は、どこまで必要なのかをしっかり確認しておくことが大切だよ。

学ぶこと③ 保険と税金のかかわりについて

保険は「万が一に備えるもの」というイメージが強いですが、税金とも深く関わっています。
知らずにいると損をしてしまうだけでなく、申告漏れにつながってしまう可能性もあるため、基本的な仕組みをしっかり押さえておくことが大切です。

ここでは、保険と税金の関係について、次の3つのポイントから学んでいきます。


  • 生命保険料控除・地震保険料控除
    支払った保険料の一部を所得から差し引くことができる制度です。 年末調整や確定申告で適用することで、税負担を軽減することができます。
    控除の仕組みを理解しておくことで、節税につなげることができます。

  • 保険金の税金(課税と非課税)
    保険金には、税金がかかる場合とかからない場合があります。 受け取る人や契約形態によって、相続税・所得税・贈与税のいずれかが課税されるケースもあるため、
    「どのような場合にどの税金がかかるのか」を整理して理解することが重要です。

  • 法人契約における保険の経理処理
    法人で加入する保険は、種類や契約内容によって経理処理が異なります。 損金として扱えるのか、資産計上するのかなど、処理の違いを理解することで、
    適切な会計処理つなげることができます。

これらを理解しておくことで、保険を「備え」としてだけでなく、
税金との関係も踏まえたうえで、より適切に活用できるようになります。

きりちゃん

保険って全部非課税だと思い込んでたけど、、、課税されることもあるんだね💦

知らないままだと、うっかり申告漏れになっちゃうこともありそうだし、、、
ちゃんと気を付けておかないとだね…!

かし先生

そうだね。基本的には非課税になるものが多いけれど、すべてが対象というわけではないんだ。

貯蓄性のある保険や、相続税対策として使われる保険などは課税対象になるケースもあるから、きちんと整理して押さえておくことが大切だよ。

まどくん

あとは生命保険料控除も押さえておこう。

年末調整や確定申告で適用すれば税負担を軽くできるのに、知らずに手続きをしないままだと、その分損をしてしまうからね。

社会保険と民間保険を学べば、適切なリスク管理ができる

なんとなくの不安から、すぐに民間の保険に加入してしまうのはおすすめできません。

まずは、自分が抱えているリスクを整理し、社会保険でどこまでカバーできるのかを確認することが大切です。
公的な保障を正しく理解することで、本当に必要な備えが見えてきます。

そのうえで、足りない部分を民間の保険で補うように考えていきましょう。

第1分野で学ぶ社会保険と、第2分野で学ぶ民間保険。
この2つをバランスよく活用することで、無理のない、適切なリスク管理につながります。

きりちゃん

なんとなく不安でがん保険に入ってたけど、、、
社会保険には高額療養費制度もあるし、入院中は傷病手当金もあるんだよね。

こうやって考えると、ある程度の貯金があれば、必要以上に不安にならなくてもよかったのかも…!

かし先生

大切なのは、“どこまでが社会保険でカバーできるのか”を正しく理解することなんだ。
そのうえで、不足する部分だけを民間の保険で補うようにすれば、無理のない備えができるよ。

第1分野と第2分野をあわせて学ぶ意味は、まさにそこにあるんだ。

きりちゃん

なんとなく不安で入るんじゃなくて、まずは公的な保障と自分の貯金を確認してから考えることが大事なんだね✨
ちゃんと順番を意識すれば、自分に合った備えができそう…!

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