FP試験でも問われる!限定承認・相続放棄・単純承認の違いと選び方
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FPの勉強で相続のこと調べてたら
放棄とか限定承認っていう制度があるって初めて知ったよー
私てっきり遺産は全部相続しなきゃいけないものだと思ってた、、、

その勘違い、わりと多いよ、
実は相続って“する・しない”を自分で選べる制度なんだ。

まじかー、もしパパが莫大な借金してたら
私が返済しなきゃいけないのかと思ってたよ~💦

きりちゃん、その不安わかるよ
実際“相続=全部引き継ぐ”って思ってる人、すごく多いからね
でも実は、相続には3つの選び方があって
ちゃんと知っておかないと、あとで損することもあるんだ
じゃあ今回は、限定承認・放棄・単純承認について解説していくよ!
きりちゃんのように、「相続って絶対に引き継がなきゃいけないもの」だと思っている人は少なくありません。
ですが実は、相続には「単純承認」「限定承認」「相続放棄」という3つの選択肢があり、自分で選ぶことができる制度なんです。
選び方を間違えると、思わぬ借金まで背負ってしまうことも、、、
正しく理解しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
今回はそんな「限定承認」「放棄」「単純承認」について、わかりやすく整理して解説していきます。
目次
相続には3つの選択肢があります【放棄・限定承認・単純承認】
相続と聞くと、「財産をそのまま全部引き継ぐもの」と思いがちですが、
実は、相続人には3つの選択肢が用意されています。
それが以下の3つです:
選択肢 | 内容の概要 |
---|---|
単純承認 | 財産も借金も、すべて無条件で引き継ぐ(原則) |
限定承認 | プラスの財産の範囲内で、借金などの負債を引き継ぐ |
相続放棄 | 財産も借金も、いっさい相続しない |

3つも選べるって知らなかったよ~
なんか相続って、勝手に始まるもんだと思ってた、、

そうだね、知ってるかどうかで対応がぜんぜん変わるんだ
特に借金があるかもしれないときは、選び方を間違えないことが大事だよ。
相続には3つの選択肢があるといっても、それぞれの内容や違いをしっかり理解しておかないと、いざというときに迷ってしまうものです。
特に「限定承認」や「相続放棄」は手続きの期限や条件もあるため、内容を正しく知っておくことが大切です。
ではこのあと、それぞれの選択肢について順番に見ていきましょう。
単純承認とは?すべてを相続する基本のかたち
まずは基本となる「単純承認」から見ていきましょう。
単純承認とは、被相続人の財産も借金も、すべてそのまま引き継ぐ方法です。
相続の世界では、これが原則的な形とされています。
特別な手続きをしなくても、
・相続財産を使ってしまった場合
・相続放棄や限定承認の申述をしないまま3か月が過ぎた場合
などは、自動的に「単純承認した」とみなされることがあります。
そのため、借金がある可能性があるときは、何もせずに放置するのは危険です。
項目 | 内容 |
---|---|
承継内容 | 財産も借金もすべて引き継ぐ |
手続き | 特別な手続きは不要(原則) |
成立の例 | 3か月以内に放棄・限定承認をしなかった場合、自動的に成立 |
注意点 | 負債が多い場合でも無条件で引き継ぐことになる |

3か月たつと、自動的に単純承認になるんだね💦
借金があるかどうか、早めにちゃんと調べないとだ…!

そう、何もしないと“引き継ぎます”ってことになっちゃうからね
もし心配なときは、通帳や借用書、クレジットの明細なんかもチェックしておくといいよ。
限定承認とは?損しないための相続の選択肢
相続財産の中に、借金があるかもしれない、、、でも
もしかしたらプラスの財産の方が多いかもしれない、、、
そんなときに使えるのが「限定承認」という制度です。
限定承認は、相続によって得たプラスの財産の範囲内で、借金などの負債を引き継ぐ方法です。
つまり、もし借金が多かったとしても、自分が受け取った財産の範囲内でしか責任を負わないため、損をしないのが最大のメリットです。
ただし注意点もあります。
- 家庭裁判所への申述が必要
- 相続人全員の合意が必要
- 相続開始を知った日から3か月以内に手続きが必要
これらの条件をクリアしないと、限定承認は使えません。
相続財産の全体像がつかめないときや、負債があるかどうか不明なケースでは、
この限定承認を検討することで、ムダなリスクを避けることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
承継内容 | プラスの財産の範囲内で、借金などの負債を引き継ぐ |
メリット | マイナスが多くても損をしない(相続超過の責任なし) |
手続き | 家庭裁判所へ申述が必要 |
条件 | 相続人全員の合意が必要 |
期限 | 相続開始を知った日から3か月以内 |

パパ、どこかに借用書隠してるかもって思ったら
限定承認、検討した方がいいかもね~
でも手続きがちょっとめんどくさそう、、、

たしかに手続きはちょっと面倒だけど、
“損したくないけど相続する可能性もある”ってときは検討の価値あるよ
ちゃんと期限内に全員で申請するのがポイントだね。
相続って断れるの?知っておきたい「放棄」という方法
相続というと、なんとなく「断れないもの」「自動的に始まるもの」と思いがちですが、
実はきちんと手続きをすれば、相続そのものを“放棄”することができます。
相続放棄とは、財産も借金も一切引き継がないという選択肢です。
この制度を使えば、相続人ではなかったことになるため、
借金の返済義務もゼロになります。
とくに、借金の方が明らかに多いとわかっている場合や、リスクを避けたいときには、
この相続放棄を選ぶことで、余計な負担を背負わずにすみます。
ただし注意点もあります:
- 相続放棄は家庭裁判所に申述する必要がある
- 自分一人で手続きできる(他の相続人の同意は不要)
- 相続開始を知った日から3か月以内に手続きが必要
一度放棄してしまうと、あとから撤回することは原則できません。
「もらえるものもあったのに…」とならないよう、財産の内容はできる限り早めに確認しておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
承継内容 | 財産も借金も一切引き継がない |
メリット | 借金の返済義務がゼロになる |
手続き | 家庭裁判所に申述が必要 |
条件 | 単独で手続き可能(他の相続人の同意は不要) |
期限 | 相続開始を知った日から3か月以内 |
注意点 | 一度放棄すると原則取り消せない |

もうパパなんて知らない!資産も借金もいりませーん!
って言いたくなるときは、相続放棄って使えるのかな?

うん、その“いりませーん!”が本気なら、相続放棄はちゃんと使えるよ
でも一度放棄すると、あとから『やっぱり欲しい』は通用しないから気をつけてね
もし後から莫大な財産が見つかっても、“えへっ、冗談だよ~”じゃすまないんだ。

うっ、気を付ける…!
相続は選べる!後悔しないために正しく理解を

相続ってぜんぶ引き継がなきゃいけないと思ってたけど、
ちゃんと選べる制度なんだね~!
最初に知っておいてほんとよかったよ!

そうだね、知らないままだと、放置して単純承認になっちゃうこともあるからね
自分にとってベストな選択ができるように、内容と期限はちゃんとおさえておこう。

相続は“知ってるかどうか”が本当に大きな分かれ道になるからね
放棄・限定承認・単純承認、それぞれの特徴を理解して、
後悔のない選択ができるように備えておこう!
相続は、だれにとってもいつか直面する可能性のある大切な手続きです。
「単純承認」「限定承認」「相続放棄」の違いを正しく理解しておくことで、
いざというときに慌てず、納得のいく選択ができるようになります。
大切なのは、「知らなかった」で損をしないこと。
相続のしくみを知ることが、家族や自分を守る第一歩です。
最後にもう一度、相続の3つの選択肢をおさらいしておきましょう。
- 単純承認:すべてを引き継ぐ基本の形
- 限定承認:プラスの財産の範囲内で負債を引き継ぐ方法
- 相続放棄:一切引き継がず、相続人でなくなる選択
状況に応じて正しく使い分けられるよう、今のうちから備えておきましょう。
記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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