2025年7月28日 / 最終更新日時 : 2025年7月28日 FPかし FP

国税と地方税の違いって？税金の基本をわかりやすく解説

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気になってたんだけど、税金って国税と地方税に分かれてるじゃん？同じ税金なのになんで分かれてるの？

税金が分かれてるのは、“使い道”が違うから。
国税は国が集めて全国のために、地方税は自治体が集めて地域のために使うんだ。

へー、それぞれの使い道とか何が国税で、何が地方税なのかもっと知りたいな♪

OK。じゃあ、なんで“同じ税金”なのに国税と地方税で分ける必要があるのか、
それに、“それぞれどんな税金があるのか”も、ばっちり解説していくよ！

国税と地方税の違いは「使い道」と「集める相手」！

税金は大きく「国税」と「地方税」に分けられます。
その違いを一言でいうと、**「誰が集めて」「どこで使うか」**という2つのポイントです。

えっ、年金って国税も使ってるの？社会保険料だけだと思ってたよ💦

そう思うよね。でも実は、年金の財源って社会保険料だけじゃなくて税金も使われてるんだ。
国民年金なら、半分は国の税金（＝国税）でまかなわれてるんだよ。

つまり、みんなが納める税金も、年金制度を支える大事な柱になってるってことだね。

地方税は、都道府県や市区町村が集めて、その地域のために使う税金。
　例：ゴミ処理、図書館、保育園運営、地域の道路整備や公園の整備、福祉サービスなど。

図書館が快適に使えるのも、公園で子どもたちが遊べてるのも、地方税のおかげだったんだね♪
そう思うと、なんだか気持ちよく税金を納められそう！

そうだね。地方税って、“地域の暮らしをよくするためのお金”だから、身近なところにちゃんと活かされてるんだ。
そういうのが見えると、納める側としても納得感あるよね。

つまり、国は「全国のしくみ」、地方は「地域の暮らし」を支える役割があり、
それぞれに必要なお金を、自分で集める仕組みになっているんです。

税金は「国税」と「地方税」に分類されますが、それぞれに該当する税目を正確に把握しておくことは大切です。
特にFP試験では、税金の名称と分類を問う問題が頻出しています。

ここでは、代表的な税金の種類を整理し、国税と地方税の違いをわかりやすくまとめていきます。

税金の名称	国税	地方税	内容
所得税	◯		個人の所得に対して課される税金
相続税	◯		財産を相続したときに課される税金
住民税		◯	個人の所得に応じて都道府県・市町村に納付する税金
固定資産税		◯	土地や建物などの所有者に課される税金
消費税	◯	◯	商品やサービスの購入時に課される税金（地方消費税を含む）

うぅ、どれが国税でどれが地方税か、だんだんこんがらがってきちゃったよ〜💦

そうなるのも無理ないよ。でも、地方税は“自分の暮らしてる地域”と関係が深いって考えると覚えやすいんだ。

たとえば、住民税は“住んでる人”にかかるし、固定資産税は“自分の土地や家”にかかる。
どっちも“その地域にあるもの”に対してかかる税金だよね。

だから、身近な生活に直結してる＝地方税ってイメージしてみると、整理しやすくなるよ。

最初は全然わかんなかったけど、使い道とか、どこに住んでるかって考えると覚えやすくなってきたかも！

税金の種類が多くて混乱しやすいけど、“だれが集めて、どこで使うか”って整理するとスッキリするよね。

そうそう。大事なのは、名前と分類をセットで覚えること。
特にFP試験では“どの税金が国税か地方税か”を問う問題がよく出るから、
代表的なものからしっかり押さえておこう！

税金は種類も多く、分類もややこしく感じるかもしれませんが、
「国が集めて全国のために使うのが国税」「地域が集めて地域のために使うのが地方税」と整理すれば、自然と理解しやすくなります。

代表的な税目と合わせて、少しずつ慣れていくことで、試験対策にも日常生活にも活かせる知識になります。
ぜひ繰り返し見直しながら、自分の中に落とし込んでいきましょう。