公的年金の特徴① 国民皆年金

生徒

FPかし
公的年金の3つの特典(給付)
特典①:老齢給付(原則65歳になったら終身〔亡くなるまで〕もらえるよ)
特典②:障害給付(病気やけがで働けなくなったらもらえるよ)
特典③:遺族給付(働き手が亡くなった場合に、残された遺族に支給されるよ)
公的年金の特徴② 賦課方式
賦課方式とは、公的年金の給付額は、現役世代の社会保険料の納付額から用意する方式です。
しかし少子高齢化に伴い、社会保険料だけでは賄いきれないというのが現状です。
そのため、社会保険料で賄いきれない部分を国庫負担(税金)で補い、社会保険料と国庫で賄いきれな部分は積立金で補っています。(財政方式)

(出典:厚生労働省「いっしょに検証!公的年金 ~年金の仕組みと将来~」)
公的年金の特徴③ 世代間扶養
65歳になって受け取れる公的年金は、自分が昔働いていた、社会保険料の積立だと思っている方が多いかもしれません。
しかし実際はそうではなく、公的年金は、現役世代が納付している社会保険料によって支えられている世代間扶養で運営されています。

『老後の年金別にいらないなら納めなくていいよね?』
この問いに関しては、別に社会保険料の納付は、将来自分が受け取るための積立ではなく、現在受け取っている高齢世代の支給に使われているため、国民は保険料を納めなくてはなりません。
問題1 公的年金の加入期間は、20歳から何歳までか。
①65 ②60 ③55
問題2 公的年金は社会保険料で賄いきれない部分は、何と何で補っているか。
①自己・学校 ②会社・地方自治体 ③国庫(税金)・積立金

答え 問題1:② 問題2:③
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