【はじめてのFP学習】キャッシュフロー表ってなに?

FPかし

今回はキャッシュフロー表について解説します。

キャッシュフロー表を作成すると、将来のお金の流れが分かり、「いつ・いくら必要なのか」が見えやすくなります。

試験対策だけでなく、家計管理にも役立つ知識なので、一緒に学んでいきましょう!


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キャッシュフロー表は将来のお金の流れが分かる表

FPかし

きりちゃん、将来『家を買いたい!』とか『海外旅行に行きたい!』って思ったことある?

きりちゃん

あるある!✨

でも、その時にちゃんとお金を準備できるか不安なんだよね、、、💦

FPかし

その気持ち分かるよ🍀

でね、そんな時に役立つのが『キャッシュフロー表』なんだ。

将来の収入や支出、貯蓄残高の推移をまとめることで、お金の流れを見える化できるんだよ。

きりちゃん

へぇ~!✨

将来のお金の流れが分かれば、住宅購入や海外旅行の計画も立てやすくなりそうだね!

FPかし

そうだね!✨

キャッシュフロー表は、FP試験でもよく出題されるだけでなく、家計管理やライフプランを考えるうえでも欠かせない表なんだ。

きりちゃん

試験勉強をした時、数字や文字がいっぱい並んでいて、正直よく分からなかったんだよね、、、💦

でも、ちゃんと読み取れるようになれば家計管理にも役立ちそう!

かし先生詳しく教えて〜!

キャッシュフロー表とは、将来の収入や支出、貯蓄残高の推移を一覧にまとめた表です。

ライフイベントに必要な資金を反映しながら、将来のお金の流れをシミュレーションできるため、「いつ・いくらお金が必要なのか」を把握できます。

また、収支の赤字や貯蓄不足などの課題を早めに発見し、対策を立てられることも大きな特徴です。

FP試験対策だけでなく、家計管理やライフプランを考えるうえでも欠かせない知識なので、しっかり押さえていきましょう!

キャッシュフロー表の見方

FPかし

じゃあ実際に、きりちゃんのキャッシュフロー表を見てみよう!

きりちゃん

えっ、私の…?ってうわぁ、、、💦

数字もいっぱいあるし、項目もたくさんあるね。

試験勉強をした時も、『どこを見ればいいの!?』って頭が真っ白になっちゃったんだよね、、、

FPかし

最初はみんなそう思うよ💦

でも、いきなり全部見ようとしなくて大丈夫。

実はこの表は、大きく分けると『上』と『下』の2つを見るだけなんだ。

まず上の段では、就職や結婚、住宅購入みたいなライフイベントと、その時に必要なお金を確認するんだ。

『いつ』『どんな出来事があって』『いくら必要なのか』が分かるようになっているよ。

きりちゃん

なるほど~!✨

将来のお金が必要になるタイミングを確認する場所なんだね!

FPかし

そうそう!

そして下の段では、毎年の収入や支出をまとめて、年間収支や貯蓄残高の推移を確認できるんだ。

お金が増えている年もあれば、減っている年もあるんだよ。

きりちゃん

あっ、ほんとだ!

結婚や住宅購入で年間収支が赤字になっている年は、貯蓄残高も減っちゃってるね💦

FPかし

おっ、よく気が付いたね!

キャッシュフロー表は、ライフイベントによってお金の流れがどう変化するのかを確認するための表なんだ。

きりちゃん

へぇ~!✨

ただ数字が並んでいるだけじゃなくて、『将来のお金の流れ』がこの表だけで分かるんだね!

なんだか急に見やすくなった気がする!

キャッシュフロー表は、上段と下段に分けて見ると理解しやすくなります。

まず上段では、就職や結婚、住宅購入などのライフイベントと、その時に必要な資金を確認します。これにより、「いつ」「どんな出来事があり」「いくら必要になるのか」を把握できます。

次に下段では、収入や支出、年間収支、貯蓄残高の推移を確認します。ライフイベントによって年間収支や貯蓄残高がどのように変化しているのかを見ることで、将来のお金の流れを読み取ることができます。

キャッシュフロー表は、ただ数字を並べた表ではありません。ライフイベントとお金の流れを結び付けて考えることが、キャッシュフロー表を読み取るポイントです。

キャッシュフロー表は手取りで作成しよう

FPかし

きりちゃん、キャッシュフロー表の収入って、なんで『可処分所得(手取り)』で作ると思う?

きりちゃん

そんなこと考えたことなかったなぁ。

どうせなら、給与明細に書いてある総支給額で作っちゃダメなの…?

手取りより金額も大きいし、その方がテンション上がるのに✨

FPかし

まあ、その気持ちは分からんでもないけど💦

でも、その総支給額って、本当に全部自由に使えるお金かな?

きりちゃん

うーん、、、💦

そう言われると、税金や社会保険料が引かれた金額が入金されるから、全部自由に使えるわけじゃないね、、、

FPかし

そう、そこなんだよね。

もちろん、総支給額でキャッシュフロー表を作ることもできるよ。

でも、その場合は税金や社会保険料も支出として記載しなきゃいけないんだ。

そうすると、項目が増えてキャッシュフロー表がごちゃごちゃしちゃうよね。

だから、自由に使える『可処分所得(手取り)』で作成した方が、シンプルで分かりやすいんだよ。

きりちゃん

そっか~!✨

最初は『総支給額の方が金額も大きいし、いいじゃん!』って思ってたけど、、、

税金や社会保険料まで全部管理するのは大変そう💦

それなら、最初から『可処分所得(手取り)』で作った方が、見やすいし管理もしやすいね!

キャッシュフロー表は、総支給額ではなく「可処分所得(手取り)」で作成するのが一般的です。

もちろん、総支給額を収入としてキャッシュフロー表を作成することもできます。しかし、その場合は税金や社会保険料も支出として記載する必要があるため、項目が増えて管理が複雑になってしまいます。

一方、可処分所得(手取り)は、税金や社会保険料を差し引いた後の、自由に使えるお金です。そのため、最初から可処分所得(手取り)で作成した方が、シンプルで見やすいキャッシュフロー表になります。

まどくん

ちなみに、『可処分所得』は**『処分することが可能な所得』**という意味だよ。

つまり、税金や社会保険料を差し引いた後に、自由に使ったり貯めたりできるお金のことなんだ。

だから、キャッシュフロー表では『可処分所得(手取り)』を使うんだね。

前年の貯蓄は資産運用で増えていく

FPかし

きりちゃん、このキャッシュフロー表では、前年の貯蓄に『5%』の変動率をかけているんだけど、なんでだと思う?

きりちゃん

そう!そこちょっとだけ気になってた…!

変動率5%って、ちょっと高すぎないって。

銀行に預けてても、こんなに利息はもらえない気がするんだけど、、、

FPかし

おっ、いいところに気付いたね。

キャッシュフロー表では、貯蓄をそのまま置いておくんじゃなくて、株や投資信託などで資産運用することを想定しているんだ。

きりちゃん

なるほど~!

毎年貯金するお金だけじゃなくて、資産運用で増える分まで考えられるから、より現実に近いキャッシュフロー表になるんだね!

FPかし

そういうこと。

そして、その増えた貯蓄に、その年の年間収支を足して次の年の貯蓄残高になるんだ。

きりちゃん

そっか~!✨

貯蓄残高がどうやって増えたり減ったりするのか、だんだん分かってきた気がする!

計算もできそうかも♪

キャッシュフロー表では、前年の貯蓄残高に資産運用による変動率を反映します。

これは、貯蓄を銀行預金としてそのまま保有するだけでなく、株や投資信託などで資産運用しながらお金を増やしていくことを想定しているためです。

例えば、前年の貯蓄残高が100万円で、変動率を5%と設定した場合、翌年の貯蓄は105万円となります。そして、その増えた貯蓄に、その年の年間収支を加えることで次の年の貯蓄残高を計算します。

このように、毎年の貯蓄額だけでなく、資産運用による増減も反映することで、将来のお金の流れをより現実に近い形でシミュレーションできます。ライフイベントに向けて資金が足りるかどうかを確認するためにも、資産運用を考慮したキャッシュフロー表はとても役立ちます。

まどくん

ちなみに、この5%はあくまで目安だよ。

資産運用には値動きがあるから、毎年5%ずつ増えるわけじゃないんだ。

5%より大きく増える年もあれば、5%より小さい年もあるし、運用結果によっては前年より減ってしまう年もあるよ。

だから、キャッシュフロー表では将来をイメージしやすくするための目安として考えてね。

FP試験のキャッシュフロー表を解いてみよう

FPかし

FP試験では、こんな感じで穴埋め形式で出題されるよ。
最初に見ると『うわっ、難しそう、、、』ってビックリしちゃうと思うけど、3級の場合は三答択一式だから、そんなに構えなくて大丈夫だよ。

きりちゃん

よかった〜💦
表も大きいし数字もいっぱいあるから、全部自分で計算するのかと思った、、、!

FPかし

全部計算する必要はないよ💦
空欄になっているところだけ、必要な数字を使って計算できればOK!

きりちゃん

それなら私にもできそう!✨
でも、①②③で計算の仕方が違うよね?

FPかし

そうそう。
じゃあ順番に見ていこうか。まずは①から!

きりちゃん

①は4年後の支出だね。
3年後が265万円だから、、、ここからどうするの?

FPかし

支出には年率2%の変動率が設定されているよね。
だから、前年の265万円に2%の変動率を反映させればいいんだ。

きりちゃん

なるほど!
265万円×(1+0.02)=270.3万円だから、、、270万円だね!✨

FPかし

正解!
ポイントは、その年の支出を求めるときは『前年の支出』を使うことだよ。

きりちゃん

ふむふむ、、、まず①クリア!✨
じゃあ②の『年間収支』はどうやって求めるの?

FPかし

年間収支はシンプルだよ。
収入から支出を引けばOK。
ただし、その年に住宅購入や海外旅行みたいな一時的な支出があれば、それも忘れずに引くんだ。

きりちゃん

5年後は収入331万円、支出276万円、それに海外旅行で50万円だから、、、
331万円-276万円-50万円=5万円!

FPかし

そうそう!✨
じゃあ最後、③の『貯蓄残高』にいってみよう!

きりちゃん

これはちょっと難しそう、、、💦

FPかし

ここが一番間違えやすいところだね。
貯蓄残高は、前年の貯蓄残高に変動率を反映してから、その年の年間収支を足すんだよ。

きりちゃん

前年の貯蓄残高が336万円で、変動率が5%だから、、、
336万円×(1+0.05)-247万円=105.8万円
だから106万円だ!✨

FPかし

その通り!
①支出、②年間収支、③貯蓄残高。
この3つの計算方法を押さえておけば、キャッシュフロー表の穴埋め問題はかなり解きやすくなるよ!

キャッシュフロー表の穴埋め問題では、空欄になっている項目によって計算方法が異なります。

まずは「何の数値を求めるのか」を確認して、必要な数字を表から探していきましょう。

今回の問題では、①支出、②年間収支、③貯蓄残高の3つを求めます。


① 4年後の支出

支出には「2%」の変動率が設定されています。

3年後の支出265万円に2%の変動率を反映すると、

265万円 ×(1+0.02)=270.3万円

万円未満を四捨五入して、270万円となります。


② 5年後の年間収支

年間収支は、収入-支出で計算します。

5年後には海外旅行50万円の一時的な支出もあるため、

331万円-276万円-50万円=5万円

したがって、年間収支は5万円となります。


③ 3年後の貯蓄残高

貯蓄残高は、前年の貯蓄残高に変動率を反映し、その年の年間収支を加えて計算します。

336万円 ×(1+0.05)-247万円=105.8万円

万円未満を四捨五入して、貯蓄残高は106万円となります。


以上が、今回のキャッシュフロー表の穴埋め問題の解き方です。

最初は難しそうに見えますが、何を求めるのかを確認して、必要な数字を一つずつ拾っていけば大丈夫です。

問題に慣れながら、計算方法を身につけていきましょう。✨

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